「SmartHRってやばい?ブラックなの?」
「リモートワークは本当にできるの?」
「年収や社風はどうなの?」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、株式会社SmartHRの企業概要・事業内容・平均年収・福利厚生・働き方・社風を、公式コーポレートサイト・人的資本開示データ・採用サイト・公式プレスリリースをもとに徹底解説します。
口コミサイトや個人ブログの情報は一切使用せず、SmartHRが公式に発信している情報のみを根拠としているため、転職・就職の判断材料として安心してご活用ください。
会社基本情報まとめ

会社概要(表形式)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社SmartHR / SmartHR, Inc. |
| 代表者 | 代表取締役CEO 芹澤 雅人 |
| 設立 | 2013年1月23日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 1,593名(うち役員・正社員 1,505名、2026年1月1日時点) |
| 本社所在地 | 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー |
| 拠点 | 東京・名古屋・大阪・広島・福岡(全5拠点) |
| 上場区分 | 非上場(未上場ユニコーン企業) |
| 事業内容 | クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売 |
| グループ会社 | 株式会社Smart相談室、株式会社CloudBrains、KICK ZA ISSUE株式会社 |
| 情報セキュリティ | ISO/IEC 27001:2022認証取得、SOC 2 Report(Type 2)取得 |
出典:株式会社SmartHR 会社情報、株式会社SmartHR 会社紹介資料(Speaker Deck)
ミッション・経営理念
SmartHRは、「労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」 というミッションを掲げています。このミッションには「well-working」というキーワードが込められており、誰もが心地よく、健康に、そして幸せに働ける社会の実現を目指しています。
サービスの原点は、創業者の宮田昇始氏が妊娠中のパートナーが産休・育休の膨大な申請書類に向き合う様子を目にし、「この非合理をテクノロジーで解決できる」と確信したことにあります。
出典:私たちについて|株式会社SmartHR、事業から見るSmartHR|株式会社SmartHR
主な事業内容・サービス(表形式)
| サービス領域 | 内容 |
|---|---|
| 労務管理(バックオフィスDX) | 入退社手続き・雇用契約・社会保険/雇用保険の電子申請・年末調整・給与明細配布など、労務業務をペーパーレス化・オンライン完結 |
| タレントマネジメント | 人事評価・従業員サーベイ・分析レポート・配置シミュレーション・スキル管理など、人材育成とエンゲージメント向上を支援 |
| SmartHR Plus(アプリストア) | 勤怠管理・給与計算・ID管理・IdP管理・AI履歴書読取など、外部サービスと連携するアプリを提供 |
SmartHRは、2025年現在、労務管理クラウド市場において7年連続シェアNo.1を誇り、登録社数は7万社以上に達しています。また、ARR(年間経常収益)は200億円を突破しており、継続利用率は99%以上を維持しています。
出典:SmartHR 会社紹介資料(Speaker Deck)、SmartHR サービスサイト
業績
SmartHRは非上場企業のため有価証券報告書の公開はありませんが、公式プレスリリース・会社紹介資料により以下の業績情報が確認できます。
- ARR(年間経常収益):200億円突破(2025年)
- 累計資金調達額: シリーズEラウンドまでに約214億円(2024年)を調達。累計では数百億円規模に達しています
- 成長目標: 2030年に向けて「売上1,000億円・5年5倍」を掲げ、T2D3を超えるさらなる急成長を目指しています
- 受賞実績: 日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)受賞、「働きがいのある会社」ランキング2年連続認定(GPTW Japan)
出典:SmartHR 会社紹介資料(Speaker Deck)、SmartHR プレスリリース(2024年シリーズEラウンド)
年収・給与体系

平均年収
SmartHRは非上場企業であるため、有価証券報告書に基づく開示義務はありませんが、公式の人的資本開示データにおいて平均年間給与が公表されています。
| 年度 | 平均年間給与 |
|---|---|
| 2024年 | 745万円(7,450千円) |
| 2023年 | 742万円(7,427千円) |
※平均年間給与は正社員・契約社員・アルバイト・パートを含む全雇用形態の課税支給額(成果給含む)の平均値です。
また、昇給率も公表されており、2024年は5.94%、2023年は7.28%と、毎年継続的な昇給が行われていることが確認できます。
給与制度・評価制度
採用サイトによると、SmartHRではバリュー(行動指針)への合致度が評価項目に組み込まれています。 3つのバリュー(「まずやってみる人がカッコイイ」「人が欲しいものを超えよう」「ためらう時こそ口にしよう」)を体現した行動が評価につながる仕組みです。
また、フラットかつ透明性を重視する組織文化を持ち、建設的なフィードバックを日常的に行う「フィードバック文化」を採用しています。公式の人的資本データでは、フィードバック文化による成長を感じる従業員が68%に達していることが示されています。
出典:バリューとカルチャー|SmartHR 採用サイト、人的資本に関する取り組み|株式会社SmartHR
福利厚生・制度

主な福利厚生(カテゴリ別)
働く環境を支える制度
- カフェテリアプラン: 年間6万円分のポイントを付与。「就労環境整備」「書籍購入」「ヘルスケア」「仕事と私生活との両立支援」など、自分に必要なメニューを自由に選択可能
- 1Passwordの全社付与: パスワード管理サービスを全社員に導入
- ケア休暇: 生理・更年期障害等の体調不良時に取得できる特別休暇
- 通勤手当: 月最大30,000円(出社日数分)支給
- 副業制度: 申請・一定ルールを守れば副業が可能
育児サポート
- 出生準備休暇: 妊娠判明から出産当日まで最大5日間取得できる有給休暇制度
- 子の看護等休暇: 小学校3年生修了までのお子さまがいる社員に年5〜10日付与
- 育児環境を整える手当: 入社日以降に子が誕生した社員に、1人あたり100,000円を支給
- ベビーシッター代補助: 対象児童1人につき月最大24枚の割引券を利用可能
コミュニケーション活性化
- フリーアルコール(カシュ): 退勤後18:00〜、オフィス冷蔵庫のドリンク(ソフトドリンク含む)を自由に利用可能
- 部活制度: 活動参加者1人あたり月1,500円の補助(95以上の部活が存在)
- 親睦深飯(しんぼくふかめし): 3名以上での食事に1人あたり月最大4,000円を補助
スキルアップ・成長支援
- 資格保持費用の会社負担: 業務上必要な資格の年会費・更新費を会社が負担
- 勉強会・講座受講費用の会社負担: マネージャー承認により費用を会社負担
- 社内勉強会向け書籍購入制度: 個人所有を認める形で書籍購入費を補助
- Smart相談室の利用: グループ会社によるオンライン相談窓口を福利厚生として提供
資産形成
- 確定拠出年金: 毎月掛金を拠出・運用する制度を導入
社風・カルチャー

企業理念・バリュー
SmartHRでは、バリュー(行動指針)を「企業が競争優位性を作り続けるための行動指針」と定義しており、「シン・バリュー」と呼ばれる以下の3つが定められています。
01 まずやってみる人がカッコイイ 正解がわからないからこそ、光の速さで動いてみる。前のめりな失敗が次の正解につながるという考え方。日常業務においても「許可より謝罪(きょかしゃざ)」の精神が根付いています。
02 人が欲しいものを超えよう ユーザーや社内外のステークホルダーの声を聞き、真の課題を発見し、期待を大きく超える価値提供を目指す姿勢。
03 ためらう時こそ口にしよう 建設的なフィードバックを臆せず行う文化。「部屋の中の象(見えているのに誰も触れない問題)」を追い出す勇気を大切にしています。
また、カルチャーとして「オープン」「フラット」「遊び心」 の3つを掲げています。経営会議の要旨を共有する全社員参加の会議「SYNK」(毎週30分)を設けるなど、情報をできる限り透明化する仕組みが整っています。
公式の人的資本データによると、シン・バリューに共感する従業員は91.7%、「働きがい」を感じる従業員は89.8%、DEIB文化を感じる従業員は90.7%に達しています(2025年1月時点)。
出典:バリューとカルチャー|SmartHR 採用サイト、人的資本に関する取り組み|株式会社SmartHR
ダイバーシティ等への取り組み
SmartHRはDEIB(多様性・公平性・インクルージョン・帰属意識) の推進を公式に表明しており、コーポレートサイトにDEIBに関する専用ページを設けています。
2024年の公式データでは以下の実績が確認できます。
- 女性管理職比率:23%(2024年。2023年の16%から上昇)
- 障害者雇用率:2.40%(法定雇用率2.5%に近い水準)
- 男性育休取得率(育休のみ):57.7%
- 男女ともに育児休暇復帰率:100%
- 上位職志向率: 男性88%・女性81%(男女ともに高水準)
また、GPTW Japan「働きがいのある会社」ランキングにおいて、2026年版「働きがいのある会社」女性ランキング大規模部門第3位に選出されています。
出典:人的資本に関する取り組み|株式会社SmartHR、DEIBに関する取り組み|株式会社SmartHR、SmartHRニュース 2026年3月
どんな人が向いているか
採用サイトのメッセージや、バリュー・カルチャーの内容をもとにまとめると、SmartHRには次のような人が向いていると言えます。
- ミッション(誰もがその人らしく働ける社会をつくる)に共感できる人
- 未知の課題に対しても、まず行動してみる積極性がある人
- フィードバックを率直に伝え、かつ受け取れる人
- 変化が速い環境でも自律的に動ける人
- オープンな情報共有と、フラットな組織文化に共感できる人
出典:バリューとカルチャー|SmartHR 採用サイト、SmartHR 採用サイト(メッセージ)
働き方

勤務制度(フレックス・リモート等)
SmartHRでは、柔軟な働き方を実現するための制度が充実しています。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| フレックスタイム制 | コアタイムなし。フレキシブルタイムは5:00〜22:00(標準時間帯は10:00〜19:00) |
| リモートワーク | プロダクトサイドの職種:フルリモート可(出社日数指定なし)。ビジネス・コーポレートサイド:リモート可(所属部署で推奨出社日を設ける場合あり) |
| 完全週休2日制 | 土日・祝日・年末年始(12/29〜1/3)休み |
| 有給休暇 | 入社日に15日(10日+5日)を付与 |
| 在宅勤務場所変更 | 申請により自宅・オフィス以外での勤務も可(国内限定、最大1ヶ月単位) |
| 副業 | 申請・ルール遵守のもと可能 |
休暇・育児関連データ(公式データ)
| 指標 | 2024年実績 |
|---|---|
| リモートワーク比率 | 82.26% |
| 月平均残業時間 | 15.00時間 |
| 有給休暇平均取得率 | 60.06% |
| 男性育休取得率(育休のみ) | 57.7% |
| 女性育休取得率 | 76.2% |
| 男女ともに育児休暇復帰率 | 100% |
| 離職率 | 6.06% |
出典:人的資本に関する取り組み|株式会社SmartHR、働く環境|SmartHR 採用サイト
転職・採用情報

採用の特徴・選考フロー
SmartHRでは、「ミッション・バリューへの共感を何よりも大切にする」 というスタンスで採用を行っています。
選考フローは以下のとおりです。
- 書類選考
- 面接(最終面接含め2〜4回程度、基本オンライン実施)
- リファレンスチェック(必須)
- オファー面談(面接・リファレンスチェック結果を総合してオファーの可否を判断)
書類選考からオファー面談まで約1ヶ月が目安です。急ぎの場合は相談可能。また、カジュアル面談も設けており、応募前に職種や社風について気軽に確認できる機会も提供しています。
なお、過去に不採用になった方の再応募も受け付けており、「事業も組織も速いスピードで変化しているため、以前は募集がなかったポジションが新設されることや、求めるスキル要件が変わることがある」と採用サイトに明記されています。
主な募集職種: エンジニア、プロダクトデザイン、QA、PM、PMM、セールス、カスタマーサクセス、マーケティング、コーポレート など多岐にわたります。
出典:働く環境(よくあるご質問)|SmartHR 採用サイト、SmartHR 採用サイト
求められる人物像
採用サイトのコンテンツをもとにすると、SmartHRが求める人物像として以下のような特徴が挙げられます。
- ミッション・バリューに共感し、ともにwell-workingな社会をつくろうとする意思がある方
- 「まずやってみる」行動力と、試行錯誤を楽しめる姿勢がある方
- 建設的なフィードバックを率直に行い、また真摯に受け止められる方
- 変化の速いスタートアップ環境でも自律して動ける方
- 役職に関わらず当事者意識を持って行動できる方
よくある質問(FAQ)

「やばい・ブラック」という噂への回答(公式データで答える)
Q. SmartHRは「ブラック企業」「残業が多い」という噂は本当ですか?
A. 公式の人的資本開示データによると、SmartHRの月平均残業時間は15.00時間(2024年)です。一般的に「長時間残業」の目安とされる月45時間を大きく下回っており、過度な残業が常態化しているとは言えない水準です。
また、リモートワーク比率は82.26%と高く、従業員エンゲージメント調査では89.8%が「働きがい」を感じると回答しています。さらに、GPTW Japan「働きがいのある会社」ランキングに2年連続で選出されています(2025年、2026年版)。これらの公式データは「ブラック企業」という評価と整合しません。
出典:人的資本に関する取り組み|株式会社SmartHR、SmartHRニュース(GPTW認定)
Q. 離職率が高いのでは?スタートアップなので人がすぐ辞めそうで不安です。
A. 公式データでは、2024年の年間離職率は6.06%です。急成長フェーズにある企業としては比較的低い水準と言えます。なお、同年の育児休暇復帰率は男女ともに100%であり、育児を機に退職するケースは公式データ上確認されていません。
Q. 副業はできますか?
A. 可能です。「就業中に従事しない」「本業に支障をきたさない」「競合他社の利益となる仕事ではない」「雇用関係の生じない個人事業主としての仕事である」などのルールを守ることを条件に、申請のうえ副業が認められています。現在副業をしている方は、内定時に継続可否を採用担当に相談できます。
出典:働く環境(よくあるご質問)|SmartHR 採用サイト
Q. 服装・髪型に規定はありますか?選考時はスーツが必要ですか?
A. 服装・髪型の規定はありません。TPOに応じた自己判断で勤務しています。面談・面接にお越しの際も、普段通りの格好で問題なく、スーツである必要はないと採用サイトに明記されています。
出典:働く環境(よくあるご質問)|SmartHR 採用サイト
まとめ

SmartHRは、「労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる」というミッションのもと、2013年の創業から急成長を続けてきた国内HRテック領域のリーディングカンパニーです。
労務管理クラウドで7年連続シェアNo.1を誇り、登録社数7万社・ARR200億円突破という業績を公式情報で確認できます。非上場ながら公式の人的資本開示データが充実しており、平均年収745万円・月平均残業時間15時間・リモートワーク比率82%・男女とも育休復帰率100%といった数値が透明性高く公開されています。
「オープン・フラット・遊び心」というカルチャーのもと、バリューへの共感を重視した採用姿勢をとっており、ミッション・バリューに共感し、自律的に挑戦できる方にとって魅力的な環境と言えます。
転職を検討する際は、ぜひ公式の採用サイトやカジュアル面談を活用してみてください。
出典:株式会社SmartHR 公式サイト、SmartHR 採用サイト、人的資本に関する取り組み|株式会社SmartHR
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