楽天グループ株式会社の評判・口コミは?社風・年収・働き方を公式情報で徹底解説

office コラム

※本記事はPR(広告)を含みます。紹介するサービスの一部にはアフィリエイト提携があります。

「楽天グループって実際どうなの?」と検索している人の多くは、英語公用語化や成果主義への不安を抱えています。
カタマル編集部が、公式データだけを根拠に、良い面も厳しい面も7つの切り口で正直にまとめました。

この記事でわかること

✓ 楽天グループの事業規模と最新の業績
✓ 平均年収・グレード制度・評価の仕組み
✓ 選考フロー・面接の実態
✓ 社内環境・福利厚生・働き方
✓ 英語公用語化の実態
✓ 「楽天経済圏」という強みと今後の戦略
✓ 正直に知っておきたいデメリット

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ポイント1|楽天グループの基本情報と最新業績

楽天グループのオフィスイメージ

楽天グループは1997年設立、ECモール「楽天市場」を祖業に、金融・モバイル通信・スポーツなど70以上のサービスを展開する企業です。
2025年12月末時点の従業員数は29,419人(前年比+85人)で、国内でも有数の規模を誇ります。

項目 内容
主な事業 EC(インターネットサービス)、金融(フィンテック)、モバイル通信
設立 1997年
上場区分 東証プライム市場(証券コード4755)
従業員数 29,419人(2025年12月末時点)

一次情報メモ|最新の業績

2025年度の連結売上収益は2兆4,966億円(前年同期比9.5%増)で、29期連続で過去最高を更新しました。
長年赤字が続いていたモバイル事業も、参入以来初となる通期EBITDA黒字化(288億円、前年比651億円改善)を達成しています。

セグメント別の売上構成は、インターネットサービス48%、フィンテック35%、モバイル17%です。
EC・金融が引き続き収益の柱ですが、モバイル事業の黒字化により、今後は投資フェーズから収益化フェーズへの移行が進むとみられます。
転職を検討する際は、この3事業のどこに配属されるかによって、事業の成長段階や求められるスキルが大きく異なる点も意識しておくとよいでしょう。

ポイント2|平均年収は高水準?グレード制度と評価の仕組み

楽天グループの平均年収・給与水準のイメージ

2025年12月期有価証券報告書によると、平均年間給与は850万8千円、平均年齢は36.0歳、平均勤続年数は6.3年です。
前年(2024年12月期)の820万8千円から約30万円増加しており、国内の同規模企業と比較しても高水準といえます。

項目 数値
平均年間給与 850万8千円
平均年齢 36.0歳
平均勤続年数 6.3年

出典:楽天グループ株式会社 2025年12月期有価証券報告書「従業員の状況」より

国内の大手IT・インターネット企業と比較すると、楽天グループの給与水準は中位〜やや高めの位置づけです。

企業 平均年間給与(有報ベース)
楽天グループ 850万8千円
サイバーエージェント 914万円
DeNA 882万円

各社の有価証券報告書に基づく直近開示データより編集部作成。算定期間は各社の決算期により異なります。

給与の背景にあるのが、年功序列ではないグレード制度です。
評価は「コンピテンシー評価」と「パフォーマンス評価」の2軸で半年に一度実施され、勤続年数に関わらず能力・成果に応じてグレードが上がります。

評価軸 評価内容 反映先
コンピテンシー評価 期待される行動を継続的に発揮できたか 給与
パフォーマンス評価 期初に設定した目標に対する成果 賞与

グレードは「B(新卒相当)→BB→BBB→A(サブマネージャー)→AA(マネージャー)→AAA(シニアマネージャー・執行役員)」の順で上がっていきます。
成果次第では若手のうちからマネージャー職に昇格するケースもあるとされ、年齢よりも成果を重視する文化が根づいています。
賞与は業績連動の側面が強く、個人の成果に加えて会社全体の業績も反映されるとされています。

編集部からの補足

半年ごとの評価サイクルは、成長スピードを実感しやすい一方で、常に成果を求められるプレッシャーにもなり得ます。
目標設定の面談時に、評価基準の具体的なすり合わせをしておくと入社後のギャップを減らせます。

ポイント3|選考フロー・面接の実態

楽天グループの中途採用面接のイメージ

中途採用の選考フローは、書類選考→Web適性検査→面接という流れが基本です。
面接回数は標準で2〜3回とされ、即戦力性が高いと判断された場合は2回に短縮される一方、マネジメント職では4回以上になるケースもあるとされています。

① 書類選考(履歴書・職務経歴書)
② Web適性検査(SPI・玉手箱・eF-1G等)
③ 面接(2〜4回、職種により英語面接・ケース面接を含む)
④ 内定・条件提示

エンジニア職では、玉手箱よりも難易度が高いとされる適性検査「eF-1G」が使われることが多いとされています。
また、状況を提示され対応方針を問われる「ケース面接」形式が採用されることもあるようです。
選考期間は2週間〜1ヶ月程度とスピーディーに進むケースが多く、他社と並行して受ける場合はスケジュール管理が重要になります。
職種によっては、経営陣の著書を題材にした小論文課題が課されることもあるとされ、企業理念への理解度が見られている点も特徴的です。

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ポイント4|社内環境・福利厚生・職種別の働き方

楽天グループの社内環境のイメージ

楽天グループの福利厚生で特徴的なのが「楽天カフェテリア」です。
「同じ釜の飯を食べてほしい」という考えのもと、対象オフィスでは朝・昼・晩の3食が基本無料で提供されています。

制度 内容
楽天カフェテリア 対象オフィスで3食無料。日替わりメニュー、ハラル・インドベジ対応も
小規模オフィスの食事補助 ケータリングやバウチャーによる昼食補助
フレックスタイム制 勤務時間帯を柔軟に調整可能

カフェテリアは本社クリムゾンハウスに2ヶ所、二子玉川ライズ・オフィスに1ヶ所の計3ヶ所に設置されており、従業員の健康維持と社内コミュニケーションの活性化を目的としています。
大規模オフィス勤務であれば、食費の負担を大きく抑えられる点は見逃せないメリットです。

リモートワークの運用は部門によって差があり、出社頻度が週4日以上の部署もあれば、ほぼ出社不要の部署もあるとされています。
職種ごとの傾向を把握しておくと、応募時のミスマッチを減らせます。

職種 働き方の傾向
エンジニア 部署によりフルリモートに近い運用も。ただし障害対応で休日出勤が発生することがある
企画・マーケティング 部署間連携のため出社頻度が高めの傾向
コーポレート職 フレックス制度を活用しつつ出社と在宅を併用するケースが多い

「カフェテリアのおかげで食費が浮くだけでなく、他部署のメンバーと自然に話せる機会が増えました」

(30代・男性・コーポレート職)|Google口コミ・レビューサイトの傾向をもとに編集部が作成した例

ポイント5|英語公用語化の実態

楽天グループの英語公用語化・グローバル環境のイメージ

楽天グループは2012年、社内公用語を英語とする「Englishnization」を導入しました。
導入から10年以上が経過し、社内資料やメールも英語で作成されることが一般的とされ、海外出身社員は70以上の国・地域から集まっているとされています。

昇進の要件としてTOEICスコアが設定されている時期もあり、英語学習支援制度(オンライン講座の費用補助等)も用意されています。
ただし、部署によって英語使用頻度には差があるため、募集要項の記載を確認することが大切です。

編集部からの補足

英語力に不安がある場合でも、翻訳ツールや周囲のサポートを活用しながら業務に慣れていく社員も多いとされています。
入社前に、応募職種での英語使用頻度を面接時に具体的に確認しておくと安心です。

ポイント6|「楽天経済圏」という強み

楽天経済圏・楽天グループの事業規模のイメージ

楽天グループの強みは、EC・金融・モバイルなど70以上のサービスを「楽天ポイント」を軸に有機的に結びつけた「楽天経済圏(エコシステム)」にあります。
国内で1億以上の楽天会員数を誇り、グループサービス間の相互送客によって顧客を囲い込む戦略が採られています。

この仕組みは働く側にとっても意味があります。
1つの事業で得た顧客データやノウハウを他事業でも活かせるため、部署異動によって幅広い経験を積みやすい環境ともいえます。

指標 数値
国内楽天会員数 1億人以上
グローバル利用者数 21億人超
展開サービス数 70以上

EC分野ではAmazon、決済分野ではPayPayなど、事業ごとに異なる競合と戦う必要がある点も楽天グループならではの特徴です。
単一事業に特化した企業と異なり、複数の巨大プレイヤーを相手にする場面が多いため、事業横断的な視点を持つ人材が重宝される傾向にあります。

ポイント7|今後の戦略と正直に知っておきたいデメリット

楽天グループの今後の戦略のイメージ

2026年度は「ネットワーク強化の年」と位置付けられ、モバイル事業では2,000億円超の設備投資により通信品質の改善が進められる計画です。
契約数は1,000万回線を突破しており、今後はシニア層の獲得やARPU(1契約あたりの平均収益)向上が焦点になるとされています。

楽天モバイルは2020年の携帯キャリア本格参入以降、長らく先行投資による赤字が続いていました。
2025年度にようやく通期EBITDA黒字化を達成したという経緯を踏まえると、今後は投資回収フェーズに入り、事業の安定性が高まっていく可能性があります。
転職先としての将来性を判断する上でも、この転換点は押さえておきたいポイントです。

良い面だけを紹介するのは公平ではありません。
応募前に理解しておきたい厳しさも、公開されている情報や口コミの傾向から正直にまとめます。

厳しさ 背景・対処のヒント
英語力へのプレッシャー 公用語化により日常的に英語資料の読み書きが発生する
事業間の異動 事業領域が広いため部署異動を経験する社員が一定数いる
半年ごとの成果プレッシャー 評価サイクルが短く、常に目標達成が求められる
部署による出社頻度の差 リモートワークの運用は部門によって大きく異なる
緊急対応の可能性 エンジニア職は障害対応で休日稼働が発生することがある

編集部からの正直な見解

これらの厳しさは、裏を返せば「成長速度が速い環境」「若手でも裁量を得やすい環境」でもあります。
安定志向よりも、変化に対応しながらスキルを伸ばしたい人に向いている職場といえるでしょう。

採用で求められる人材

楽天グループの採用選考のイメージ

事業領域が広いため、EC・金融・モバイルなど各事業で専門性を持つ人材が幅広く募集されています。
グローバルな環境での就業経験や、英語でのコミュニケーション能力もアピール材料になりやすい傾向にあります。
変化の速い環境に前向きに適応できるかどうかも、選考で重視されるポイントのひとつです。

年代 選考で意識したいポイント
20代 ポテンシャルに加え、成長意欲や学習姿勢を具体的に伝える
30代 前職での実績を数値で示し、即戦力性をアピールする
40代以降 マネジメント経験や専門領域での深い知見を強みにする

エンジニア職ではAI・データ活用領域の経験が評価されやすい傾向にあり、コーポレート職では複数事業を横断して調整できる推進力が重視されるとされています。
いずれの職種でも、楽天エコシステムという事業構造を理解した上で、自分がどこに貢献できるかを言語化しておくことが選考突破の鍵になります。

楽天グループに関するよくある質問

楽天グループに関するよくある質問

Q. 英語が話せないと転職できませんか

職種によっては英語力が必須条件になる場合があります。
一方で学習支援制度もあるため、意欲があれば入社後に伸ばせる余地もあります。

Q. 異動は本当に多いのですか

事業領域が広い分、部署異動を経験する社員も一定数いるとされています。
キャリアの幅を広げたい人にとってはメリットにもなり得ます。

Q. 未経験からの転職は可能ですか

職種によっては未経験を歓迎する求人もあります。
ただし専門性が求められるポジションも多いため、募集要項の確認が必須です。

Q. 面接では何を準備すればよいですか

これまでの実績を数値で示せるよう整理し、応募職種と楽天グループの事業内容との接点を言語化しておきましょう。
グローバル環境での経験があれば具体的なエピソードを準備しておくと安心です。

Q. リモートワークは可能ですか

部門によって運用が異なり、フルリモートに近い部署もあれば出社頻度が高い部署もあります。
募集要項や面接時に働き方の詳細を確認しておくとミスマッチを防げます。

Q. カフェテリアはどのオフィスでも利用できますか

カフェテリアの設置は本社クリムゾンハウスなど一部拠点に限られます。
厨房のない小規模オフィスでは、ケータリングやバウチャーによる食事補助が用意されています。

Q. エンジニア職の適性検査は難しいですか

エンジニア職で使われる「eF-1G」は、玉手箱よりも難易度が高いとされています。
事前に問題形式を調べて対策しておくことをおすすめします。

Q. 楽天モバイルの黒字化は待遇にも影響しますか

直接的な待遇への影響は公表されていませんが、投資フェーズから収益化フェーズへの移行は事業の安定性向上につながる可能性があります。
今後の決算発表もあわせて確認するとよいでしょう。

まとめ

楽天グループへの転職まとめのイメージ

楽天グループは、英語公用語化と成果主義という厳しさの裏に、若手でも成長できる環境があります。
公式データと正直な厳しさの両方を踏まえ、自分に合うか判断しましょう。
迷ったときは、転職エージェントに相談しながら情報を補うのもひとつの方法です。

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▼この記事を書いた人
カタマル編集部

企業の口コミ・評判に対する取り組みや背景を調査・紹介する企業研究メディア「カタマル」編集部です。

カタマルは、インターネット上で語られている企業の口コミや評判について、企業の制度や働き方、改善への取り組みなどを整理し、多角的な視点から企業理解を深めることを目的に運営しています。

運営はWebコンテンツ制作チーム「KichiSora」。出版・Webメディア領域で経験を積んだエディター・ライター・SEOマーケターが中心となり、公開情報や企業発信、各種資料などをもとに調査・執筆を行っています。

記事制作では、企業に関する口コミや評判だけでなく、その背景や企業の取り組み、制度改善の状況などもあわせて調査。単一の意見に偏らず、企業をより正しく理解するための情報提供を心がけています。

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